(追加)「平成22年3月期 決算短信」における注記事項の追加開示に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120100521014894.pdf賃貸等不動産にかかる含み益 385億
含み益考慮後のROE 約1.1% = 国債の利回り以下
先日の決算短信では(開示の省略)の項目にて
「賃貸等不動産に関する注記事項については、決算短信における開示の必要性が大きくないと考えられるため開示を省略」
としていたが、追加の開示にて発表。
含み資産の資産規模に対する金額的な重要性は否定できず、どこかから問い合わせがあったのだろうか。
一般的に上場企業は、含み資産の開示に対しては消極的である。
時価資本に対して不当な安値に放置された株価から敵対的買収の的になることや、
含み益考慮後の実質的なROEの低さから経営の怠慢を株主から指摘されることなどを嫌ってのことだと考えられる。